離乳食までもうちょっと

最近、知り合った人にかいとんの月齢を聞かれて「5ヶ月です」と答えると、
「じゃあ、そろそろ離乳食？」とよく言われます。
うちは一応6ヶ月になってから、夫もいる休日に、
ビデオやカメラを撮りながら始めようと思っているのでまだなんですが・・・

今日、かいとんのそばでお菓子を食べていると、このよだれ！！(^_^;
しかも、わたしの咀嚼に合わせて、もぐもぐと口も動かすように！
大人(子供も食べるけど)の食べ物に興味を示すようになってきた証拠です。
ここまでやられるとあげたくなっちゃいますが、いやいや、もう少し待とう・・・

厚生労働省による離乳の基本方針が2007年3月に変更されたので、
最近のお母さんでも、1番小さいお子さんが幼稚園に行っているかどうかで、
離乳食に対する認識が違います。

変更箇所のわかりやすい説明が、All Aboutに載っています。↓
何が変わった？ 新しい離乳のガイドライン - ［離乳食・幼児食］All About

たとえば、以前は離乳食を始める前の準備(母乳・ミルク以外の味やスプーンに慣れるように)として、
3ヶ月頃から果汁を与えるように指導されていたようですが、
現在は食物アレルギーの原因につながるのではないかという見方がでてきて、
「離乳開始前に果汁をあげる必要性はない」という方針に変更されました。

そして、以前は5ヶ月からと言われていた離乳開始時期も、2003年のＷＨＯの報告書で、
「母乳時期が長い方が、赤ちゃんに多い下痢などが少なくなるほか、
母親の月経再開が遅れ、貧血改善にも役立つ」
という理由で、6カ月まで母乳で育てることを推奨され、
多くの国で6カ月が採用されているということもあり、5～6ヶ月に変更になりました。
(何故6ヶ月ではなく5～6ヶ月と幅をもたせたのか、その理由は不明)

詳しくはこちら↓
asahi.com：厚労省、「６カ月離乳」検討へ　ＷＨＯ報告受け「いま、お産の場は」

というわけで、かいとんは無難に6ヶ月から始めようと思っている次第です。
「そこまで食べたそうにしてるなら、あげてもいいんじゃない？」という考えもありますが、
食べたがるからと言って内臓の機能が十分に発達しているわけではない、
イコール下痢したりアレルギーの原因になり得ると聞いたので、やっぱり待ちたいです。
かいとんは予定日より10日近く早く生まれたので、体の発達にはあまり自信ありませんし。
早くても、5ヶ月の本当に終わり頃かな。

でも、これはあくまでもわたしの方針であり、いろんな考え方のお母さんがいます。
アメリカのやり方で、1歳から開始というお母さんもいます。
(その頃には母乳・ミルクだけでは栄養が足りなくなるので、
多くの日本のお医者さんは否定的な見方のようです)

こういうこともあるので、これはわたしからのお願いなんですが、
離乳食のことでおばあちゃんともめているお母さん、
もしくは、お母さんともめているおばあちゃんは、まずはお互いに主張を聞いてあげてください。
おそらくたいていの場合、どちらの意見も「それぞれの時代において」、
正しいことを言っていると思います。

今はやらないことでも当時はそれが常識だったのだとしたら、
おばあちゃんを頭ごなしに「それおかしいでしょ！」と怒るのはかわいそうですし、
「わたしのときはこうだったんだから！」と、
現代医学でよくないとわかったことでもお母さんに押し付けるのも本末転倒です。

まずは、自分の時代と相手の時代、それぞれ「どういう理由で」そうするよう言われたのか、
その時代の人に聞いたりネットで調べたりして、知る努力をしてあげましょうね。
それがかわいい赤ちゃんのためだと思います。

な～んて、新米母のくせに、えらそうなことを言ってすみませんm(_ _)m
また、お姑さんとうまくいってないとかじゃありません(笑)
逆に、「勝手にやらないようにするから、教えてね」と言ってくれる、いい義母です(*^_^*)